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最終更新: 2025-04-06
視覚性失認
説明
見えているのに、それが何か分からない。正確に定義すると、視力、コントラスト感度、視野のいずれにも対象の知覚に支障を来す問題がなく、また知能・注意・言語・記憶に異常がないにもかかわらず、視覚的に提示された対象が認知できなくなる症候。
障害される情報処理段階による分類
- 知覚型:形が全く分からない
- 統合型:部分的な形を全体の形に関連付けられない
- 連合型:形は完全に分かっているが、その意味と結びつけられない
分からなくなる対象の種類による分類
- 物体失認:物品を見てもそれが何か分からない
- 相貌失認:顔を見てもそれが誰か分からない
- 街並失認:知っているはずの風景を見てもそれがどこか分からない