東岩槻にある空舞台で行われた「みゃあ&Knuckleheadツーマンライブ」が無事、終了しました。関係者皆様、誠にありがとうございます。
緊急事態宣言下でのイベントということで、眉をひそめる方もいらっしゃると思います。ご批判やご指摘もあるだろうと予想しつつ、それでも開催したいという強い気持ちがあったことをご理解いただければ幸いです。

もちろん、何の対策をしていないわけではありません。来場者の数をおさえ、換気をし、アルコール消毒と検温は必須。そして、来場者の全ての方が演奏中はマスク着用。マイクにもシールドをあてておりました。

前置きが長くなった。こういう前置きが必要なのも今の時世なのだろう。
さて、昨日のライブをもちまして、男女DUO「みゃあ」の活動は停止となります。多くの方に応援していただきました。そのひとつひとつが私たちの糧となって、昨日のステージに繋がっていると思います。感謝してもしきれない思いです。本当にありがとうございました。

自分のことを一旦棚に上げて書き進めます(笑)。
「みゃあ」というDUOを進めていくにあたり、その軌跡は、シンガー「山本彩」の成長記録なのかなと思ってもいます。もともとクラシックを専攻していて、その歌唱力は言わずもがなですが、歌唱力だけでは勝負にならないのが、生のステージです。
結成当初は、お互いが緊張しいなこともあり、思うように演奏や歌うことをステージでお聞かせする事が出来なかった。しかし、いろいろな場所で演奏をし、ふたりで同じ経験をする。そして、動画を見ては反省を繰り返す。
ライブ前には、なにを伝えたいのか。そういう議論も多く行いました。漠然と演奏するだけじゃ物足りない。ちゃんと聴き手の心に何かを残すステージを常に追い求めていたように思います。

楽曲の世界を表現すること。それを聴き手に伝えること。その大役を担うのは、フロントマンである山本彩になりますから、ステージングやMCの在り方を話し合う事も多かったように思います。
そもそも、居酒屋やライブバーで歌うと思っていなかった人をステージに上げて、歌い手にする。簡単なようで簡単ではないし、当の本人はかなりのストレスを感じていたでしょう。

みゃあの活動停止が決まってからのステージングは、皆様から天狗になっていると言われかねないが、神がかっていたと思っております。「良いステージングをしなくては」というプレッシャーから解放されたからか。それからの山本彩のステージングは見事でした。
奇しくも。みゃあの活動停止を決めたとたん、私たちが議論をし、時には喧嘩をしながらでも追及してきたものに手が届いた。プレッシャーからの解放。そうなのかもしれません。

私も山本彩同様「みゃあ」の活動をしていくにあたり、大きく成長されてもらいました。
もともとアバタモエクボというスリーピースバンドをやっていて、音数や音色の少ない中で曲の世界を追求してきました。今はDUOという最小限の世界でギターを弾いています。
ギター一本で、風景が見え、情景を感じる音を奏でたい。そう思って取り組んできた試みは、まだ道半ばとはいえ、少しずつ形になってきたかなと思っております。自己満の世界ですけどね。でも、その自己満はモチベーションを継続していくためにも必要。
自分のギター道を追求するチャンスをくれた「みゃあ」。そして、そのパートナーである山本彩には大変感謝しております。

私たち「みゃあ」を活動を停止します。復活の約束はしません。私も山本も音楽活動を細々とでも継続していくつもりです。「みゃあ」としての音楽は皆様にお届けする事はなくなりますが、今後とも山本と三宅を宜しくお願いします。
皆さま、5年近く応援していただきありがとうございました。
彩さん、私はあなたの力でいろいろな世界を見ることが出来た。5年近く一緒に駆け上がってくれてありがとうございました。
はじめまして。
スツーカと名乗るKnuckle Headのファンです。
昨日は空舞台でのライブ、お疲れさまでした。
みゃあのパフォーマンスを見るのは初めてでしたが、素晴らしい時間を頂いたと思っております。
お二人が音楽を続ける限り、ソロだとしても再びデュオだとしても、またバンドだとしても音楽を楽しめる何処かで再びお会い出来る日を楽しみにしています。。。
スツーカさん、コメントありがとうございます。みゃあの貴重なラストライブを体験していただきありがとうございます。今後はみゃあとしての活動はないので、とても心苦しいのですが、山本も私も音楽活動は続けていきます。次、お会いする時も良い音楽だったと思っていただけるよう、精進しますね。今後とも宜しくお願いします。