人様のレコ発ライブをネタに、とやかく書くのは野暮以外なんでもありませんが、当の本人が録画、撮影なんでも有り。SNSでもなんで良いから拡散してくれと(笑)そう言うんでね。そう言われちゃ、仕方がねえなと。
今は、そのCD「風の刻」聴きながら、このブログを書いております。
荘厳で気高い旋律と音色。素直にその音の情景が脳裏に浮かびます。アルメニアの民族楽器「ドゥドゥク」を中心に据え置いた音楽なのですが、民族音楽の枠を超え、和も洋も感じる。大きな括りでワールドミュージックなんですよね。
さてさて、その荘厳で気高いCDのレコ発ライブ。樽見ヤスタカのライブ。
彼の意図としているところかわかりませんが、ワールドミュージックを奏でる彼が、レコ発に選んだ場所は「浅草」。日本人の観光客はもちろん、外国の方にも人気あるスポット。仲見世通りを歩くと日本語を聞くことが少ないぐらい外国語が飛び交います。
ああ、樽見さんはこういう国際色の豊かな街を、自分のレコ発ライブに選んだんだなぁと彼の音へのこだわりを感じる瞬間でもありました。
ライブはCDの世界観を、そのまま現実のこの世界に広げて見せて、私たちに聴かせてくれました。そして、彼の真骨頂でもあるアルメニアの音楽と日本の音楽の親和性を試みる世界。
日本人の聴覚にはマイナー(短調)フレーズが合うと言われています。ドゥドゥクという楽器も短調で調律されており、この両国にある音の根本は同じ。そこに着目をして、樽見さんのフィルターを通した音を奏でてくれる。
たぶん、あの会場にいた皆が、彼の発する音の世界を思い浮かべ、その情景に酔いしれていたことでしょう。
最近は、日の傾きも早くなってきました。ライブは、14時からはじまりましたが、後半には少し日も傾き、彼の音楽も静かに「茜」を奏で、「風の刻」をRepriseさせながら終わりに向かう。自然の光も自身の演出に取り入れているのかと思うぐらい見事でした。
あれですよ。会場選びにしても、自然の光の演出にしても、彼の意図としているところではないと思います。私が勝手にこじつけているだけ。
でも、そう感じてしまうほど、彼の世界観は完成されていて、そこに安心して身をゆだねられる音がある。それは確かであります。
素敵な週末になりました。樽見さん、ありがとうございます。
tonkuraさんがお感じになった”こじつけ”、一つ残らず私の思惑と一致です(^-^)そこを感じ取って頂けて密かに口角を上げております(笑)素敵なレポを下さって嬉しいです。本当にありがとうございました!
樽見さん、コメントありがとうございます(*´▽`*)
私の「こじつけ」じゃなくて良かった(笑)
でもね、そういう細部にまでこだわってイベントを企画する。
そして、それを成功させる。
楽しいよね✨みゃあも頑張りますよ~!!