ここのお店の話は以前から耳にしてはいましたが、地元だからか縁遠く、なかなか行く機会に恵まれませんでした。そんな中、ふっと除いたFacebookに、Aさんの「今日は狭山市でライブ」という書き込みを見つけたので、いそいそとパジャマから外着に着替え、自転車に乗り、そのライブステーションに出向いたわけです。
店内は想像以上に広く、「なるほど、これはライブステーションだ」と、名に恥じぬライブに特化したステージ、照明。夜な夜な遠方まで出かけ、さまざまなライブバーで遊びほうけていましたが、地元にこんなに素敵な空間があったとは思いもよりませんでした。
Aさんのかき込みを見たのが食後だったこともあり、いろいろと食した訳ではありませんが、上質なイタリアンを提供しているようで、私が注文したサンマのオイルサーディンは美味しかった。お酒も数多く揃えてあり、音楽と食事を楽しむにとてもよい雰囲気でした。
そして、なにより音楽。Aさんの艶のあるボーカルに絡みつくようなギター。うん、良かった。リベルタンゴのインストからはじまって、ビートルズや長谷川きよし、井上陽水のカバー。どれも素敵でした。彼の演奏を最初に聴いた時は衝撃的で、今の私が弾くギタースタイルの礎を作ったと言っても過言じゃないぐらい影響されています。